青巖寺旅行の募集
今日は、役員さんに集まってもらって、青巖寺旅行の募集用紙を仕分けして、各地区のお世話方さんへ配布していただきました。お世話方さんには、各戸へ配布していただきますよう、よろしくお願い致します。
5月25日のブログ「今年の青巖寺旅行」でも書きましたが、今年は関東へ行きます。
7月3日(火)・4日(水)の1泊2日の旅行です。
行き先としては、1日目に本寺専修寺にお参りし、2日目に大覚寺と稲田御房西念寺にお参りします。
本寺専修寺は、今は一身田にある高田本山の元々のお寺で、親鸞聖人が建立されたと伝えられています。真宗高田派が誕生したお寺であり、高田派としては17年ごとに法要される一光三尊仏が秘仏としてご安置されているお寺でもあります。
大覚寺は、後鳥羽上皇の皇子、正懐親王が比叡山で出家し、周観大覚と称して東国を行脚していた折、板敷山の南麓の当地に草庵を結び、阿弥陀如来を安置して「大覚 阿弥陀堂」としたことに始まり、その後、親鸞聖人が布教の拠点とされた稲田御坊をたずねて門弟の契りを結び、善性房鸞英と称して親鸞聖人の布教活動を支えられたとのことです(「大覚寺縁起略記」より)。
大覚寺はまた、板敷山大覚寺といい、大覚寺の背後には板敷山がそびえています。板敷山とは、山伏弁円が親鸞聖人を殺すために護摩壇を構えた山で、今も板敷山には弁円の護摩壇跡などの旧跡があります。そのため大覚寺には「親鸞聖人法難の遺跡」という看板が掲げてあります。
稲田御房西念寺は、親鸞聖人が関東教化の拠点とされた地で、主著『教行証文類』を執筆されたところと伝えられています。寺伝では、親鸞聖人を越後からお迎えしたのは、稲田九郎頼重(よりしげ)で、その頼重は親鸞聖人に帰依して頼重房教養(らいじゅうぼうきょうよう)となり、西念寺の礎を築いたと伝えられています。
申し込み締め切り日は、6月22日(金)になりますので、それまでにお申し込みください。
北関東に行く機会となると、意外となかなかなかったり致します。ぜひこの機会に、関東の親鸞聖人ご旧跡巡りにご参加なさいませんか?