世界は広い

死ぬくらいなら会社辞めればこの間、汐街コナ著『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』(ゆうきゆう監修・執筆協力、アサ出版)を読みました。

この本は、もともと2016年10月に、汐街さんがTwitterに投稿した「昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。」という漫画が元になっています。その漫画は、30万リツイート、「いいね」の数も26万を超え、大反響となりました。

過労死や過労による自殺といったニュースを聞くと、「死ぬくらいなら会社辞めれば」と思いがちですが、死ぬくらいの状況に陥っている人にはもう「辞める」という判断ができなくなっている、ということを、漫画で分かりやすく表現してくれていたから、多くの人の共感を得たのでしょう。

著者は、この本の初めにこう述べています。

 もし今後、「ヤバイな」と思ったら、これだけは忘れないでほしい。

世界は、本当は広いんです

そう、本当に、世界は、自分が思っているよりも、ずっとずっと広いんです。

人生に、行き止まりなんて、ありません。

ずっと、ずっと、道は続いています。

だから、大丈夫、なんです。

でも、著者は、最後の方で、こう述べています。

 「普通の人が真面目に働くだけで死ぬ」

どう考えても異常です

しかもその理由が

真面目さや責任感
努力家であること
人への配慮など

本来報われるべき美しい感情のせいだなんて

あまりにも残酷すぎると思います

まったく。本当に、その通りだと思います。

2009年に書いた「よびごえ」への寄稿文を思い出し、こちらへアップさせていただきました。

まじめであるが故に、判断できなくなってしまう、そんな人には、外からのはたらきかけが必要でしょう。

外から、中にいるあなたへのよびごえが、必要でしょう。

大丈夫、世界は広い、自分で自分の道を閉ざすことなんてない、ずっと繋がっています。

だから、大丈夫です。

そう、大丈夫。