阿弥陀仏はどうやって私たちを救うのか

ずっと忙しく、なかなか更新できずにいました。
今日から、また、更新していきたいと思っています。

9月8日は、仏教入門日曜講座がありました。
今回からしばらく、「阿弥陀仏はどうやって私たちを救うのか?」というテーマでお話ししていきます。今回はその第1回目でした。

仏教入門日曜講座は2016年1月から始めたものですが、当初予定していたのは今回のテーマで一段落する、というものでした。ただ、その後2回ほど、大幅に新しい受講者が増える機会があり、そのたびに新しい受講者にも分かってもらえるように、視点を変えて復習したり、「ストレスと仏教」という切り口で見返してみたりしたので、ここにたどり着くのが遅くなりました。ある意味、当初一番お話ししたかったところになります。

さて、「阿弥陀仏はどうやって私たちを救うのか」ですが、「重誓偈」には阿弥陀仏の誓いが次のように説かれています。

「消除三垢冥 広済衆厄難 開彼智慧眼 滅此昏盲闇」
「煩悩の闇を除き去り、多くの苦しむ者を広く救いたい。智慧の眼を開いて、無明の闇をなくそう」

阿弥陀仏は、「私たちの煩悩の闇を除いて救う」とおっしゃっています。
どうやって除くのかと言えば、「智慧の眼を開かせる」と。
阿弥陀仏は、私たちを目覚めさせて、救うのです。

では、何に目覚めさせるのか?

それが、縁起です。

今回は、その第一回目ということで、「すべては移り変わっている」ということを、東井義雄さんの前半生を例として、お話しさせて頂きました。

次回は、10月20日(日)になります。(当初27日を予定していましたが、20日に変更しました。ご注意ください!)
大事なテーマですので、多くの方々にご聴聞して頂きたいと思っています。
今までに受講されている方はもちろん、初めての方も、ぜひぜひお気軽にお越しください。

2019年9月8日の空

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