お寺は何のためにあるのですか?

今日は、聞法会でした。今回から、新しい本に入ります。
撫尾巨津子(うつおみつこ)さんの『お寺は何のためにあるのですか?』(法蔵館)です。

お寺は何のためにあるのですか?今回は、「一、お寺は何のためにあるのですか」と「二、既成仏教は現代社会に合わない時代遅れの教えなのでは?」の2章を読みました。

まず、お寺は何のためにあるかと言えば、「お寺は、今生きている私たちのためにある」のであり、「お寺は、仏の教えを伝道する場」です。真宗のお寺の場合、聞法道場というのが、本来の役割になります。「仏の教えを聞く仲間の集う場所であること、それがお寺の第一の存在理由です」

次に、仏教は時代遅れかと言えば、もちろんそんなことはなく、むしろ今の時代にこそ必要な教えといえます。というのは、今の時代に生きる人は、何でも思い通りになるという思いが、昔より強いと思います。そのため、思い通りにいかないとき、イライラしたり、心の病に苦しむことも多くなっています。でも、仏教は、思い通りにしたいと思うのは煩悩のせいであり、そのために人は苦しむのだと説きます。そしてその、昔より今の方が増えている煩悩や苦しみを、ではどうすればいいのかを説いているのが、仏教だからです。

そんな話をさせていただきました。