カワラヒワ
白い藤の下に、鳥がいました。
よく見ていると、どうやら2羽いるようです。
つがいでしょうか。
この鳥は、よく本堂の縁の下にいるのを見かけます。
本堂の縁の下を見ていると、やはり飛んできました。
今まで名前が分からなかったのですが、今回は写真を撮れたので、調べてみることにしました。
8年前、父は、亡くなる前に、何を思ったのか、息子に、野鳥のガイドブックを渡しました。
当時、ちょうど小学生になったばかりだった息子は、おじいちゃんからもらったその本を、そんなには使っていませんでした。
いや、一度、小学校の夏休みの宿題かなんかでポスターを描く時に使っていたか。まあ、それくらい。
その本を出してきて、調べてみると、どうやらこの鳥は、カワラヒワのようです。
「繁殖期はつがいになってから、なわばりをつくり、椀形の巣を枝につくる。林のほか、市街地でもふつうに繁殖する」(吉野俊幸『ヤマケイポケットガイド⑦野鳥』152頁)とのこと。
スズメのように、よくいる鳥のようです。だから、よく見かけたんですねぇ。
今までは名も知らぬ鳥でしたが、これからは名前で呼べそうです。