専門講座2日目

5月25日(金)に、高田本山寄附講座である仏教専門講座2年目の2回目の講義がありました。
私は仏教学講読Ⅱを担当しています。
今回から『観経』を読み始めました。

『観経』には王舎城の悲劇が説かれています。アジャセという息子が父王を殺そうと牢屋に閉じ込め、それを助けようとしていた母親も牢屋に幽閉してしまうというお話です。

母親は韋提希(イダイケ)と言います。この韋提希が、このお経の主人公です。
今回は初回ですので、この韋提希の憂い、悩み、苦しみについての話となりました。

講義後、こんな感想を頂きました。

「学ぶのが楽しいです。ありがとうございました。
 韋提希の追いつめられた気持ちがとても痛々しかったです。

確かに、母親としては、キツイ状況ですよね。

果たして韋提希は救われるのでしょうか?
もし救われるのであれば、どのように救われるのでしょうか?
乞うご期待、です。

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